Nozomu Ishikawa's photos

at Phototech colledge 2014/8/17 by 玄光社「フォトテクニックデジタル」　model : Azusa Togashi【OLYMPUS OM-2N + OLYMPUS ZUIKO 35mm 2.0 / FUJIFILM 100】

台湾有数の景勝地である太魯閣国家公園を舞台に、海抜0mからスタートし約90kmの道のりを自転車で走って標高3275mまで上る、類を見ないハードなヒルクライムイベント「MAXXIS太魯閣国際ヒルクライム2014」。2014年5月に行われた第三回大会に自転車で同行取材をした際に、太魯閣の特徴である大理石の岩盤が浸食されて形成された大峡谷のダイナミックさが特に分かるのが、下りの際に撮影したこの一枚です。ヒルクライム（上り主体）レースのため、ほとんどの参加者は、この景色を目撃していないのですが、自分が同行した初級者クラスは、太魯閣の峡谷の絶景が楽しめるエリアだけ走り、下りも自走で戻ります。そのため下りで目に飛び込んでくる圧巻の景色は、このクラスだけが目にすることができる特別なご褒美なのです。【CANON EOS 5D + CANON EF85mm F1.8USM（f8.0　1/320　絞り優先AE　-0.7補正　ISO200）】

水上バスで浅草に移動中、迫ってくるヒミコを撮影。混沌とした東京の景色に、だいぶマッチしてきたような……。【OLYMPUS STYLUS 1（プログラムAE・−0.3補正　f3.2　1/500　ISO100）】

ゆりかもめの一番後部座席に座って、レインボーブリッジ通過中。まるでワープをするように。【OLYMPUS STYLUS 1（by multiple exposure mode）】

台北から花蓮に向けて自動車で入る際に必ず通る、台湾の景勝地、清水断崖。これまで何度か通ってはいるけれど、夜の移動かつ台北に飛行機で降り立った直後のアップダウン＆ワインディングのため、車酔いに近い状態になってしまって、絶景を見れるどころか、できれば避けたい場所でした……。なのでどちらかというと、良いイメージがありません。今回の花蓮からの帰り道、ようやく昼間に通る機会に恵まれました。そこには1000m級の山々の強烈な断崖の絶景と、境界線がわかないくらい静かな海と空が広がっていました。レンズ交換ができないほど撮影できる時間はほんの僅かでしたが、何かふつふつとしたパワーと勇気をもらった気がしました。やっぱり写真は一期一会。【CANON EOS5D + OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 50mm1.4】

横浜で開催された自転車と写真のワークショプでのワンシーンより。この日は参加者の方々へのレクチャーのために訪れていたので、自分はあまり撮らずに教えるのに徹するつもりが、参加者の一人、マナティの雰囲気と佇まいが素敵すぎて、惹き込まれるようにシャッターを押していました。撮らないと決めても、撮らなくてはならない、撮りたいときがあるんだなと……。今回、改めて感じたのですが、被写体に出会っている時間が、写真の本当の勉強になっているような気がしてしょうがありません。【CANON EOS 5D + CANON EF50mm F1.8 II（f2.8　1/3200　絞り優先AE　ISO100）】

引き続きフィルムカメラに、はまり中のこの頃、さらに狙った写真を撮りたくなって一眼レフカメラまで手を出している始末。この写真は、入手したばかりのオリンパスの1973年発売の一眼レフカメラ「OM-1」で、美味しいおやつとコーヒーのある素敵なお店で撮った、試しの一枚。でも、このカメラは残念ながら高速シャッターがきれず返品に……。【OLYMPUS OM-1 + OLYMPUS ZUIKO AUTO-S 50mm 1.8 / FUJIFILM 100】

街中をリズム良く移動して、何かを見つけたりシチュエーションを作ったりしながら、１シーン一枚づつ、ちょっとだけ丁寧に……。ストリートスナップって、そうそう、そういえばこんな感じだったな、と、久しぶりにフィルムのコンパクトカメラをポケットに入れて写真撮影を楽しんでいます。【FUJIFILM NATURA BLACK F1.9 / Kodak 100】

２月上旬に毎年訪れていたタイ・チェンライで、いつも印象的なブーゲンビリア。鈴なり状態も迫力あって良いけれど、控えめにシンプルな様子も、どこか味わい深いんですよね。Chiang-Rai,Thai Land 2013【CANON EOS 5D + CANON EF85mm F1.8USM（f4.0　1/500　ISO100）】